三井物産と住友商事が折半出資する住宅建材会社「三井住商建材」(東京)と丸紅の完全子会社で住宅建材を手掛ける「丸紅建材」(東京)は26日、年内の経営統合を目指し検討を開始したと発表した。人口減による住宅着工戸数の減少を見据え、合理化を進める。
両社は住宅向けの建材や設備を国内外のメーカーから仕入れ、建設会社などに販売している。三井住商建材の2016年3月期の売上高は2093億円、丸紅建材は1372億円。単純合算するとトップの住友林業の木材建材事業(単体3540億円)に肩を並べる水準になる。
三井住商建材と丸紅建材は物流や営業拠点を再編して経費を削減し、安定した利益を出せる体制をつくる。事業規模の拡大で、メーカーとの価格交渉も有利に進められる。
両社は検討委員会を設置し、統合の形態や新会社の社名を協議する。