住友商事が英洋上風力発電に参画 総事業費は2000億円

 住友商事は29日、英国の洋上風力発電所の建設、運営に参画すると発表した。8月上旬にも電力会社の独RWE、風車メーカーの独シーメンスなど4社が出資し、建設中のギャロパー洋上風力発電事業に12.5%を出資する予定。風車のタワーを海底に固定する「着床式」で、建設地は英国沖合の北海海域。出資金額は明らかにしていない。発電能力は発電タービン56基で約33万キロワット、英電力会社に25年間売電する。2018年に完工予定で総事業費は約2000億円。

 風力発電は適地が限られる陸上から洋上風力へと関心が高まっている。住友商事はベルギーの洋上風力の3事業に参画しており、稼働する世界の洋上風力の5割弱を占め先行する英国洋上風力事業に参画する運営ノウハウを強化する。世界の洋上風力発電は約1200万キロワットでこのうち英国が500万キロワットを占め、欧州全体で約88%を占める。

 欧州では丸紅が英国の洋上風力に参画しており、三菱商事もポルトガルやオランダの洋上風力発電事業に出資している。