
当日は1万6500人にのぼる人々が訪れた【拡大】
来場者がステージで、ライターにアテンドされながら打つイベントには長蛇の列ができたほか、特設リングではプロレスも開催。サミーのキャラクター「エイリやん」とユニバーサルのキャラクター「ハーデス」にふんしたレスラーが、辻よしなり氏の実況のもとコミカルかつ勇敢に戦い、会場を沸かせた。また、合同展示会でもあるため、場内にはユニバーサルとサミー両社の歴代の機種も勢ぞろい。加えて、未販売の新機種も両社ともに多数設置し、事前に申し込んで抽せんに当たった人が試打できるなど、来場者の高い関心を集めた。これらのほか、会場内には「北斗の拳」の黒王号と「ハーデス」の巨大フィギュアも展示され、記念撮影をする人々でにぎわうとともに、両社の物販ブースを設置。長蛇の列で待ち時間が1時間を超える盛況を見せた。
来場者の多くは、パチンコホール内で見かける客層よりも若い印象(20~30代に見える人々がボリュームゾーン)で、女性参加者の比率も低くはなかった。「若年層ファンの拡大」を掲げる遊技業界だが、大手メーカー2社の垣根を越えた試みに端を発し、低迷する市場に風穴が開くことが期待される。