日本通運が中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループと通販事業で提携したことが2日、分かった。アリババの通販サイトに出店する日本企業の商品を中国へ輸送する。中国では安全性などの理由から日本製商品の人気は高く、日通は通販による日本商品の購入が今後も増えるとみて、収益を拡大したい考えだ。
アリババグループのオンラインショッピングモール「天猫」の国際サイトに注文があった日用品や化粧品などの商品を日本企業から預かり、航空便で輸送する。料金は競合する日本郵便よりも3割程度安く設定した。
日通は商品を中国に運ぶ際の通関手続きも引き受け、サイトに出店する日本企業の利便性を高める。中国国内ではアリババグループが提携する別の企業が宅配する。