
渋谷ロフトの暑さ対策の商品売り場で注目商品を薦める店員=東京・渋谷【拡大】
◆遠隔で見守り
パナソニックが2015年10月に発売した「スマ@ホーム システム」は、屋内、屋外カメラと、窓の開閉や人、温度を感知するセンサーを組み合わせた見守りのための製品。
ホームユニットと各機器を電波でつなぎ、カメラが撮影した映像をスマートフォンに送信する仕組み。離れた場所から部屋にいる家族やペットの様子を見て、会話もできる。温度センサーが内蔵されており、一定温度を超えるとアラームでスマホに通知する機能もある。店頭想定価格は、屋内カメラ1台とのセットが2万6000円。
発売からことし3月までの売上高は5億円、18年度には国内で50億円の売り上げを目指す。担当者は「温度センサーによって、室内の温度が上がり過ぎて高齢者やペットが熱中症になることを防ぐ役割も果たせる」と話す。
富士通は、場所を選ばずに情報を利用できる「ユビキタスウェア」製品を16年1月に発売。腕時計型の「ユビキタスウェア バイタルセンシングバンド」を、データを管理する機器と合わせて主に法人向けに販売している。
農作業や建設現場、電力の点検といった外で作業する人の熱中症予防に使える端末だ。価格は、管理するデータなどサービス内容によって異なるが、バンドが10個程度の「パイロットパック」で80万~100万円ほど。
脈拍や温湿度のセンサーを搭載。姿勢や活動量、脈拍数などを遠隔で測定・管理する。熱ストレスによる体調不良の危険度を把握し、迅速に対応できる。