経団連が4日発表した大手企業の2016年夏のボーナス最終集計によると、平均妥結額は前年比1.46%増の90万5165円で、4年連続で前年を上回った。1959年の統計開始以来、2007年の91万286円、08年の90万9519円に次いで過去3番目。90万円を超えるのも8年ぶりで、リーマン・ショック以前の水準に回復した。
製造業の平均は、同1.94%増の93万6353円で、現行の統計方式では過去最高を記録した。非製造業も0.09%増の79万2213円となった。
業種別では、自動車が3.45%増の106万5091円となり、これに食品の97万1682円が続き、全体を大きく押し上げた。一方で、鉄鋼が67万416円で、前年を約14%下回ったほか、造船も4.22%減の82万1682円で、振るわなかった。
中国などの新興国経済の悪化が影響した。大手企業ではボーナスを業績に連動させる動きが強まっている。