缶チューハイ堅調で営業増益 ビール大手4社6月中間 (2/2ページ)

 16年12月期は全社が営業増益を予想する。ただ、国内の個人消費の低迷は続き、海外事業も円高が進めば円換算での収益が目減りするため予断は許さない。キリンHDは「キャンペーンなどを追加し、後半追い込む」(代野照幸常務)として下半期以降のビール類の販売を強化する方針だが、年間の販売数量は2.6%の減少を見込んでいる。缶チューハイは5.7%増、茶飲料は12.0%増を計画しており、ビール以外が業績を引っ張る形は変わらない。

 ■ビール大手4社の2016年6月中間連結決算

 (売上高/営業利益/最終利益)

 ・サントリーHD

  1兆2730(3.0)/872(14.0)/356(約2.3倍)

 ・キリンHD

  1兆81(▲5.8)/588(1.5)/338(2.1)

 ・アサヒグループHD

  8637(0.8)/524(10.9)/285(▲27.7)

 ・サッポロHD

  2489(1.3)/30(-)/4(▲60.0)

 ※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%、▲はマイナス、-は前年同期が赤字のため比較できず