リクシル、最終益116億円 4~6月期黒字転換 「運営簡素化を徹底」

 LIXIL(リクシル)グループは8日、2016年4~6月期連結決算を発表し、最終損益は前年同期の326億円の赤字から116億円の黒字に転換した。瀬戸欣哉社長は6月の就任後初めて記者会見し、「想定通り進んでいる」と述べた。売上高は前年同期比7.2%減の4266億円。

 子会社だったドイツの水栓金具メーカー「ジョウユウ」の不正会計問題の損失を計上したため、前年同期は赤字だった。瀬戸社長は「二度と同じ問題を起こさないようにする」と述べ、企業統治(ガバナンス)を強化する考えを示した。

 主力の水栓事業について瀬戸社長は「海外が順調だった」と強調した。リクシルは昨年、不正会計問題による損失が約660億円に上ると発表していたが、8日の会見で「損失のうち50億円を取り戻した」と明らかにした。残りの回収は裁判や交渉が続いているとした。リクシルは7月から経営幹部を半減させ組織を再編した。瀬戸社長は「できる限り運営を簡単にしていくことを徹底する」と述べた。