みずほフィナンシャルグループ(FG)が、スマートフォンで申し込みができる個人向け融資事業の開始を検討していることが11日、分かった。ITを活用した金融サービス「フィンテック」の分野でソフトバンクグループと提携し、融資審査にITを用いて顧客ごとに貸し出し条件を決める仕組みになりそうだ。
両社は年度内に共同出資会社を設立し、融資事業をスタートさせる見込み。学歴や職歴といった情報をITで分析し、貸出金利や上限金額などを個別に設定することが考えられる。金利が優遇されそうな優秀な学生や富裕層などを取り込み、顧客の拡大が期待できる。
ソフトバンクグループは昨年、オンライン融資仲介サービスを提供する米ソーシャル・ファイナンスへの出資を発表した。同社は学資ローンや住宅ローン関連の業務を手掛けている。
金融業界では最近、フィンテックをめぐる動きが活発化している。融資のほか、インターネット上で取引できる仮想通貨など、さまざまな動きが広がっている。みずほも5月に発表した3年間の中期経営計画でフィンテックを重点事業に掲げ、取り組みを強化している。