--新規の資源開発投資のスタンスは
「前期に資源安で大きな減損損失を計上したが、工夫すれば投資の好機だ。6月に子会社を通じてオーストラリアの資源大手と西豪州沖の海底油田開発事業の最終投資を決めた。資源安で建設コストが下がり、既存の生産設備活用などで投資効率を高めた。オーストラリアのLNG開発事業「ブラウズLNG」は延期したが、モザンビークでのLNG開発事業は探鉱段階から参画し、競争力がある。今年度内には投資決定したい。将来はガスを使った発電や肥料事業など国づくりに貢献できる」
◇
【プロフィル】安部慎太郎
あんべ・しんたろう 早大理工卒。1977年4月三井物産入社。電力事業部長、常務、専務を経て、2014年4月から副社長執行役員。プロジェクト本部、機械・輸送システム本部管掌。16年4月から、エネルギー第一・第二本部管掌も兼務。東京都出身。