そんな中で、歩き疲れた限界の帰宅難民が帝国ホテルに駆け込んだ。その数は2000人を超えていたという。宿泊者も当然いる中で、その帰宅難民者の人々のために、帝国ホテルではロビーや宴会場を開放したばかりか、毛布やペットボトルの水、保存食などを無償で提供したのだ。ホテルということもあり、毛布は予備があったかもしれないが、水や保存食などはどこから集めたのだろうか。またなぜ無償でできたのであろうか。混乱の中、なぜ決断できたのだろうか。
いまだに「伝説のサービス」「さすが帝国ホテル」と語り継がれる、その対応を取った理由を当事者から聞くことができるまたとない機会となるだろう。
現在、学会ホームページで全国大会への参加申し込みを受け付けている。
ぜひ、多くの読者に自分の目と耳で、伝説として語り継がれている帝国ホテルのサービスを感じ取ってもらいたい。
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【会社概要】アタックスグループ
顧客企業1700社、スタッフ170人の会計事務所兼総合コンサルティング会社。「社長の最良の相談相手」をモットーに、東京、名古屋、大阪、静岡でサービスを展開している。