また、2009年11月にはNTTドコモと資本提携し、同社と連携したサービス提供を開始。デジタルサイネージやモバイルコンテンツへの気象情報配信サービスの拡大や官公庁受注の拡大に向けた人員強化も同時に進めてきた。
しかし、近年は官公庁関連での開発案件の増加などにより受注消化に向けた体制強化を進めたが、労務費増加で収益は悪化していた。14年5月期は売上高2億9673万円に対して2634万円の赤字を計上。さらに、15年5月期には2313万円の赤字となり、資金繰りが悪化し、改善のめどが立たないことから今回の措置となった。
これに伴い、NTTドコモはウェザー・サービスのデータを使用した「あなたの街の熱中症予防」などのアプリのサービス提供を終了した。(東京商工リサーチ)
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〈チェックポイント〉
シンエイは自社ブランドを展開する婦人靴の老舗大手販売業者。知名度も高く幅広く販売チャンネルを広げていた。しかし、主力先の百貨店向け売り上げが大幅に減少する中、リストラの遅れやずさんな在庫管理が露呈した。経営コンサルを入れ改善策も行ったが、後手に回った。早めの対応で歯止めが掛けられなかったか。
ウェザー・サービスは花粉情報や熱中症情報など、特徴のある情報提供で利用者の拡大を図った。だが、思惑倒れで投資が先行し回収が伴わなかった。同社がアピールしていた同様情報の提供も各方面から広まり、特徴が薄まった。日進月歩の業界で競争力の維持に対する投資バランスが求められている。(東京商工リサーチ常務情報本部長 友田信男)