シャープ、欧米TV買い戻し検討 鴻海との協業で黒字化見込む

2016.8.24 05:00

 シャープは23日、過去に売却した欧米のテレビ事業や欧州の家電販売事業を買い戻し、再参入を検討していることを明らかにした。採算悪化で切り離してきたが、傘下入りした台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との協業で事業の黒字化が見込めるためだ。一転して世界での事業拡大にかじを切る可能性が出てきた。

 買い戻しを視野に入れるのは、2014年にスロバキアの会社に売却した欧州のテレビ事業や、今年1月に中国の家電大手に譲渡した米州でのテレビ事業だ。

 いずれも売却前は、ポーランドやメキシコなどに生産拠点を設け、販売も手掛けていたが、赤字が続き経営を傾かせる要因になっていたため撤退。液晶テレビ「アクオス」などのブランドを利用する権利を貸し出すビジネスに移行していた。欧州での白物家電の販売事業も再取得を検討する。

 シャープは鴻海が世界に持つ幅広い販売網の利用や、部品の共同調達で費用を削減する方針。鴻海の工場活用も選択肢に入り、事業の採算性が向上すると見込んでいる。

 戴正呉社長は、アクオスなどシャープのブランドは各国で根強い販売力を持っているとして「(世界の市場を)取り戻す」との考えを表明している。ただ売却先が買い戻しに応じるかは不透明で、交渉が暗礁に乗り上げる懸念もある。

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