東京電力パワーグリッド(PG)の武部俊郎社長は26日、経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会に出席し新規参入の電力会社(新電力)への電力使用量データの通知がさらに遅れる見通しとなったことについて「心よりおわび申し上げる」とあらためて謝罪した。新電力は東電PGの通知遅れにより、一部の契約者への料金請求が滞っている。遅延件数は19日時点で1万8503件に上る。
東電PGは8月末で遅延解消を目指すとしていたが、データ入力の作業にあたる人員の習熟度が不十分だったとして、9月中旬にずれ込む見通しを示していた。監視委の委員からは「9月中旬を目標とする根拠は何か」「経営側が現場の状況を把握しきれていないのではないか」との指摘が相次いだ。