武田薬品、ジカ熱ワクチンの開発始める 米政府の助成受け

 武田薬品工業は2日、米国政府の助成金を受け、中南米を中心に流行しているジカ熱の感染を予防するワクチンの開発を始めると発表した。

 武田薬品によると、日本の製薬会社でジカ熱ワクチンの開発に当たるのは初めて。最初の助成金は1980万ドル(約20億円)で、ワクチンは山口県光市の工場で製造する。助成金は最大で3億1200万ドルに上る可能性がある。

 ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、妊婦が感染すると子どもに小頭症などの症状が出ることがある。世界保健機関(WHO)は2月「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。早急なワクチン開発が求められている。