ユニクロがNYの旗艦店を改装 日本人気で「東京風」着こなし提案

 カジュアル衣料品店のユニクロは2日、米ニューヨーク中心部のファッション街ソーホー地区にある旗艦店を改装オープンする。日本人気にあやかって「東京風」の着こなしを提案し、赤字が続く米国事業の収益改善につなげる。

 商品群を拡充した約2600平方メートルの売り場にはマネキンを多く配置し、大きめのカーディガンやスポーツ用衣類など東京での流行を採り入れた。日本の幅広いファッション誌も用意した。

 ユニクロは改装後1年間の売上高で、前年より4~5割増を目指す。今秋に首都ワシントン近郊などに出店し、2年以内に西部ロサンゼルスの繁華街に大型店を開業する計画だ。(共同)