東芝は13日、トルコの電力大手ゾルルエナジーグループが建設を予定しているクズレデレ第3地熱発電所2号機向けに約5万キロワットの蒸気タービンと発電機を受注したと発表した。受注額は数十億円程度とみられる。2017年7月に納入を開始する。
クズレデレ第3地熱発電所2号機は、地中から蒸気を直接利用するフラッシュ型発電設備と、沸点の低い媒体の蒸気を利用するバイナリー型発電設備で構成する約7万キロワットの高効率コンバインド型地熱発電システムを採用している。今回、東芝はフラッシュ型発電設備を担当する。
東芝は14年にゾルルエナジーグループが手掛けた地熱発電所に設備を納入したほか、昨年末にはクズレデレ第3地熱発電所1号機向けの発電設備一式を受注した。製造工程管理や機器の信頼性の高さが認められ、今回の受注に至った。
トルコにおけるフラッシュ型地熱発電設備の東芝のシェアは今回の受注で約48%となる見込み。トルコは人口増加で電力需要が高まるとみられ、東芝は現地での事業拡大を目指す。