
水耕栽培のリーフレタス。水は地熱や沢の水を活用し適温に保たれる=7月27日、福島県天栄村【拡大】
村の担当者は「発電には適さなかった井戸が、村の活性化や雇用創出につながっている」と手応えを語る。長野県小谷村でも同様に地熱を農業に活用することを目指す動きが出ており、他の地域に波及する期待もある。
星事務局長は「それほど手間が掛からず安定生産が可能なため、お年寄りや障害者の働く場所としても適している」と話す。井戸の熱には余力があり、現在のハウスと同規模のものであればあと2棟が運営可能。エネルギーの「地産地消」に向けて、生産拡大を目指す方針だ。