
7月に拡張移転した「すぐ婚naviウエディングデスクヨドバシ梅田店」(エイチーム提供)【拡大】
同社がこうした取り組みを本格的に始めたのは2年前。宴会場は、結婚という「晴れの日」の演出のためにもともと豪華にしつらえており、同社がこだわる施設の立地、従業員の接客、食材の調達力などがフル活用できるという。
現在、レストラン事業は大阪と東京の7施設で展開しており、売り上げは前年比1・4倍と伸びている。渋谷守浩社長は「レストランとして活用すると多くの人に喜んでもらえる。経営としても無駄がない」と話す。
矢野経済研究所の調べでは、平成27年の挙式披露宴市場は前年比99・4%の1兆4160億円(見込み)で、ここ数年は微減の傾向が続いているようだ。結婚式をしないという意味の「なし婚」という言葉が定着するなど、結婚式の簡素化を好むカップルが増えているのも要因だという。
15年設立のエスクリは、レストラン事業など柔軟な発想による事業展開が奏功して現在は全国で30施設を運営している。