ドローンでコメ栽培・保安林維持の実証実験 ドコモなど4社が新潟市と

2016.9.21 15:51

コメの栽培管理のため、空から水田の画像を撮影するドローン。自律制御システム研究所が提供する=21日、東京都千代田区
コメの栽培管理のため、空から水田の画像を撮影するドローン。自律制御システム研究所が提供する=21日、東京都千代田区【拡大】

  • 農林業分野で連携する4社の首脳と、篠田昭新潟市長(中央)=21日、東京都千代田区

 NTTドコモ、農業ベンチャーのベジタリア(東京)など4社は21日、新潟市と連携協定を結び、同市内で小型無人機「ドローン」を使ったコメの栽培管理、海岸保安林の維持管理の手法開発を目的とした実証実験を行うと発表した。

 プロジェクトは2つあり、ドコモと新潟市、ベジタリアは両方に関わる。3者と、ロボットの研究開発を行う自律制御システム研究所(千葉市)は、コメの栽培管理を実証。ドローンで空撮した画像を分析し、病害虫の発生状況や収穫時期を予測する。水田の中央付近は、目視で確認することが難しかったという。

 また、ソニーと自動運転ベンチャーZMPの合弁会社エアロセンス(東京)は3者とともに、ドローンで海岸保安林の維持管理を行う。保安林の維持には、害虫による被害木を早期に伐採する必要があるが、これを特定するほか、補助金申請のための体積測定も行い、コストを削減する。

 新潟市の篠田昭市長は、「農業戦略特区が呼び水になった。これまでの水稲や保安林の管理手法を大きく変える可能性を秘めたプロジェクトだ」と期待を示した。

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