ベンチャー創出へ人材育成 日本公庫、高校で事業計画作成の出張授業 (1/3ページ)

渋谷教育学園幕張高校で行われた出張授業=千葉市美浜区
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 日本政策金融公庫は、独自の事業プランを競い合う「高校生・ビジネスプラン・グランプリ」を主催し、来年1月に最終審査会が行われる第4回の参加校を募集している。

 これに合わせて職員が訪問してプラン作成をサポートする「出張授業」を実施。8月末ですでに昨年実績を44校上回る227校から申し込みがあり、起業予備軍の助っ人的存在になりつつある。

 高校生は最初の発想こそ斬新だが事業化できるプランまで練り上げることが課題。学校に赴いてアドバイスし、プランをブラッシュアップするのが出張授業の役割だ。

 2016年の東大合格者数で全国4位だった渋谷教育学園幕張高校(千葉市美浜区)も、1~2年の計二十数人が出張授業を受けた。最寄り駅はJR京葉線海浜幕張駅。千葉マリンスタジアムや幕張メッセ、大型商業施設が並ぶ。その特性を踏まえたプラン提示が課題となった。

 イベント開催時などには駅周辺が大混雑するため、配車アプリ「ウーバー」のようなものを活用して混雑を緩和するアイデアが発表された。先生を務めた日本公庫の職員が質問を投げかけ、新たな考えを引き出して、“気づき”を促す。授業は計2時間。終了後はグランプリへの参加方法、ファイナリストになるための秘訣(ひけつ)などに関する質問が相次ぎ、先生を囲む輪はなかなか解けなかった。

グランプリをめぐる動きはキャリア教育の一環だが…