
江崎グリコはストレスを低減する効果をうたった機能性表示食品のチョコを発売する【拡大】
同社は、食物繊維を配合して「脂肪と糖の吸収を抑える」効果をアピールした機能性表示食品のチョコ「リベラ」を3月に発売した。売り上げは当初想定の3倍を超えるペースで推移しており、今月からリベラは約2倍に増産。同様にギャバも約1・5倍に生産を増やした。
チョコ市場で国内首位の明治も今月、抗酸化作用があるとされるカカオの含有量を2倍以上増やした「チョコレート効果」シリーズを2倍に増産した。「カカオの効果の認知度が上がり、売り上げも伸びている」(広報担当者)という。
このほか、ロッテホールディングスは、整腸作用などがある乳酸菌を配合したチョコ「乳酸菌ショコラ」の生産能力を今後、6割増やす計画だ。
全日本菓子協会によると、27年のチョコの国内小売販売額は、前年比3・7%増の5040億円となり、初めて5千億円を突破した。3・2%減少したチューインガムなどとは対照的に、機能性の高い商品が牽(けん)引(いん)する形で市場は拡大している。
同協会は「チョコの健康効果が(消費者に)浸透し、カカオ成分が高い商品を中心に売り上げが堅調だ」と分析している。