エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れるタカタが、米子会社の自動車内装部品製造アービン・オートモーティブ・プロダクツを、米同業のピストン・グループに売却する方針であることが27日分かった。売却額は数百億円に上るとみられ、週内にも発表する。リコール費用の支払いに充てる方針。タカタ製エアバッグのリコール費用は全体で1兆円規模に上る見通しで、自動車メーカーと負担割合を協議している。アービン社など非中核事業の売却といったリストラを進める姿勢も示し、自動車メーカーの支援を取り付けたい考えだ。
タカタは27~29日にスポンサー選びを柱とした再建計画の策定状況などを自動車メーカーに説明する。関係者によると、スポンサー候補には国内化学メーカーのダイセルや米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)など5陣営程度が残っている。