
多岐にわたる地域に根差した社会貢献活動に注力【拡大】
あいさつに立った平川理事長は、青色防犯パトロール車輌の贈呈について「地域のさまざまな自主防犯活動の一助になれば幸い」との思いを述べつつ、大遊協の多岐にわたる地域貢献活動を説明。毎年12月のクリスマスシーズンに児童養護施設で過ごす子供たちや交通災害遺族会の子供たちを招いて開催される「未来っ子カーニバル」(今年で30回目を迎える)、障がい者の人たちが作業所で制作する「セルプ商品」の販売促進運動(組合員店舗で景品として導入)などを例に挙げ、これら活動への理解と支援、協力を求めた。
これに続いて松井知事が登壇。まず、大遊協の長年にわたる福祉車両寄贈など、府の施策への協力に謝辞を述べた。また、府の地域安全に関する取り組みとして「地域安全センター」の設置推進を紹介。現在、府下にある全小学校区の9割以上(902小学校区)にセンターが設置されており、地域防犯ボランティアの活動拠点になっている旨、報告するとともに、「今後も“安全なまち、大阪”に向けて、皆さんとともに子供の見守り活動や、青色防犯パトロール活動を推進して参りたい」と意欲を見せた。
当日は、平川理事長からレプリカキーが松井知事に手渡され、これを受けて松井知事から平川理事長に感謝状が授与された。
ちなみに、今回寄贈された10台の車両は大阪市(此花区/東淀川区/東成区)、枚方市、茨木市、泉佐野市、泉南市、熊取町、太子町、河南町に配置。寄贈先を代表して大阪府泉南市の竹中勇人市長が謝意を伝えた。