出光興産と東京ガスのLPガス子会社2社は18日、包括的事業提携で基本合意したと発表した。配送網や保安体制の強化で協力する。来年4月の都市ガス小売り全面自由化を見据え、競争力を高める狙い。提携したのは出光子会社のアストモスエネルギー(東京)と東ガス子会社の東京ガスリキッドホールディングス(同)。配送先はともに関東で、軒数はアストモスが約28万、東ガスリキッドが約12万。提携により計100万軒を目指す。他の事業者にも物流拠点の共同利用など配送網を開放する計画で、広く参加を呼び掛ける。東ガスリキッドの村関不三夫社長は同日、記者会見し、地域の過疎化で顧客が分散し配送コストが上昇していると指摘。「一定の規模にして強い物流ネットワークを作りたい」と述べた。