
UQコミュニケーションズの発表会で新型スマートフォンをPRする、永野芽郁さん、深田恭子さん、多部未華子さん(左から)=24日、東京都港区【拡大】
KDDI子会社のUQコミュニケーションズは24日、今年10月から年内に発売する仮想現実(VR)ゴーグル付きの機種など8種類の新型スマートフォンや新料金プランなどを発表した。
新端末は、TCLコミュニケーション製のVRゴーグルが標準搭載された「IDOL(アイドル)4」など8機種。野坂章雄社長は「女性やシニアなど全方位に届く」と端末ラインアップに自信を見せた。
UQはまた、回数制限無しで5分以内の通話定額プランも発表。ソフトバンクの格安ブランドのワイモバイルも同日に同様のプランを発表するなど、格安スマホ業界ではサービス競争が激化している。さらに、フリーテルを展開するプラスワン・マーケティングは、日本品質を売りにしたオリジナル端末で勢いを伸ばすなど、端末の差別化も進んでいる。
しかし、野坂社長は「KDDIの格安スマホブランドではなく、第4のキャリア(携帯事業者)として、格安スマホ市場で新規顧客の3分の1をとりたい」と、新商品や回線速度などで強気の目標を達成する意気込みを示した。