国土交通省は、2015年度末時点での公共交通機関のバリアフリー化状況をまとめた。車いすのまま乗り降りできるタクシーの全国の台数は1万5026台で、前年度から382台増と伸び悩んだ。
通常の車両に比べ導入コストが高いことが背景にあるとみられる。
国交省は、20年度末までに2万8000台に増やす目標を掲げており、「東京五輪・パラリンピックに向け、需要は高まるので、導入を呼び掛けていきたい」と話している。
また1日3000人以上が利用する鉄道駅のうち、エレベーターやスロープを設けて入り口からホームまでの段差を解消したのは86.0%に当たる3045駅で、前年度比1.2ポイント増えた。
1日1万人以上が利用する2131駅で、視覚障害者らの転落を防止するホームドアを設置済みなのは445駅だった。