
愛知県営名古屋空港を飛び立つMRJの試験4号機=15日午前【拡大】
三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進める国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験4号機が15日、本格的な飛行試験に臨むため、米西部ワシントン州に向けて愛知県営名古屋空港を離陸した。米国への飛行は、既に現地に渡った1号機に次いで2機目。米ハワイ州などを経由し、数日で到着する計画だ。
4号機は午前9時35分ごろに名古屋空港を離陸。米領グアムやハワイ州などで給油しながら、ワシントン州のグラントカウンティ国際空港を目指す。1号機はロシアや米アラスカ州を経由したが、今回は滑走路が凍結する恐れなどを考慮し、南側の航路にしたという。
三菱航空機は、設備や天候面で条件が整った同空港に試験拠点を設けており、最終的には4機を現地に移して試験を加速させる。MRJの初納入時期は延期が相次ぎ、現在は2018年半ばとしているが、さらに遅れる恐れが出ている。