映画「君の名は。」が年内に邦画歴代2位浮上へ 興行収入184億円突破、ジブリ2作超え間近 (2/2ページ)

  • 映画「君の名は。」より

 「君の名は。」は、原作、脚本ともに新海誠監督による劇場用アニメ映画。隕石の落下と時間のずれが起きて、心が入れ替わる高校生の男女2人をめぐるラブストーリー。ファンタジーや悲劇の要素に包まれている。

 今年8月26日に公開され、学生を中心に大ヒットとなり、いきなり興行収入トップとなった。9週間連続で首位をキープ。10月29日からの週は「デスノート Light up the NEW world」に首位を奪われたが、翌週から再び2週続けてトップに返り咲いている。

 これから映画業界では年末年始興行のシーズンに入り、劇場争奪戦が激しい時期を迎えるが、東宝では「君の名は。」の興行を来年まで伸ばすことから、さらに収入を増やす。