
通りに並ぶ地方銀行の看板。日銀の金融政策が業績に影を落としている【拡大】
個別銀行では、前年同期に特別利益を計上した反動で東邦銀行の最終利益は70.5%減、前年に保有株の売却益を計上した影響で筑波銀行が69.5%減、貸出先の業績悪化で貸し倒れ引当金を計上した百五銀行が58.5%減となった。
一方、北国銀行は貸し倒れ引当金が減って最終利益が約2.2倍になった。有価証券の売却益が寄与した島根銀行は57.7%増、外国債券の売却益が伸びた南都銀行は24.3%増だった。
金融庁は銀行の不良債権処理にめどがつき「持続可能なビジネスモデルに転換する必要がある」(幹部)と指摘しており、各社にとって、収益改善に向けた経営基盤の強化が課題となりそうだ。