【福島第1原発事故】地下遮水壁凍結を目視確認する作業公開 経産省 4号機南側で確認

報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。金槌で叩いて凍結状況を確認する、経産省の担当者=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)
報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。金槌で叩いて凍結状況を確認する、経産省の担当者=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)【拡大】

  • 報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。刺さった温度計はマイナス1.2度を示していた=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)
  • 報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)
  • 報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。金槌で叩いて凍結状況を確認する、東電関係者=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)
  • 報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。凍結装置が張り巡らされていた=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)
  • 報道陣に公開された、東京電力福島第1原発の陸側遮水壁の凍結状況。凍結状況を確認する、視察に訪れた高木陽介経済産業副大臣(右)=21日午前、福島県大熊町(松本健吾撮影)

 経済産業省は21日、東京電力福島第1原発の1~4号機建屋周囲の地中を凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」で、一部地面を掘削し、目視で凍結状況を確認する作業を報道陣に公開した。4号機南側の地面を約1.2メートル掘った現場では、地中の水分が凍結していた。

 東電は、凍土壁の海側部分は、地表付近の一部を除き全面的に凍結したとしており、今回公開された場所を含む山側は、地下水位の急激な変動を避けるため数カ所の未凍結区間を設け、段階的に凍らせている。完成すれば、1日当たり約200トンある地下水の流入量を150トン以下に減らせるとみている。

 原子力規制委員会は、海側の効果を確認した上で、山側の全面稼働の可否を判断する方針だが、凍結遅れや豪雨の影響で東電が必要なデータを示せていない。