
ピクスタが鹿児島県奄美市で開催した撮影ワークショップの参加者(同社提供)【拡大】
一方、奄美市は「フリーランスが最も働きやすい島化計画」と銘打って、情報通信技術を活用した新しい働き方支援に取り組んでおり、ピクスタとの提携はその一環。仕事の機会や働きがいを提供し同市への移住や定住を促すほか、撮影による地域の魅力再発見や撮影旅行での観光誘致につなげたい考え。10月に開かれた撮影セミナーには幅広い年齢層の市民が集まった。
同市が撮影を事前許可するのは「マングローブパーク」や「奄美市本場奄美大島紬(つむぎ)泥染公園」など17カ所で、今後は地元の商店や飲食店なども含め拡大していく予定。撮影者は同市ウェブサイトからプロパティーリリース(権利保有者が撮影を許可する同意書)をダウンロードすることができる。
来年3月にはピクスタとクラブツーリズムの共催で奄美大島でのストックフォト撮影旅行が企画されている。