ソニーが10年ぶりにロボット再参入 アイボの「生みの親」がすべてを語る (4/4ページ)

2016.11.26 16:01

「カネ」の動き方が前回とは違う

 --現在、各社がAIやロボット関連の事業へ急速に投資を増やしており、過熱感がある。

 それは同感だ。とりわけAIへの期待は過熱気味だ。この数年でAIにブレイクスルーがあったことは事実。「深層学習」の登場で、画像分類、言語理解、音声認識は飛躍的に性能が上がった。しかし「何でもAIで解決できる」というのは誤解だ。「人間の仕事を奪う」というレベルにはまだほど遠い。

 アイボのときと違うのは、資金の流れ方だ。当時は大学や国では盛り上がったが、ビジネスにつながるような「役に立つ」というロボットには至らず、ブームは尻すぼみになった。今回は、機関投資家やベンチャーキャピタルが積極的に動いている。これは前回にはなかった動きだ。成長分野として期待が集まっているように感じている。

 --これからAIやロボットが成長分野として拡大するために、最も重要なことは何か。

 オープンネス(開放性)だ。一社が技術を囲い込むことがあれば成長は見込めない。各社の製品が相互にネットワークへ乗り入れ、製品群が有機的につながることが重要だ。そのためには「このエコシステムに乗ると儲かる」と受け止めてもらえるプラットフォームをつくっていく必要がある。それはソニーだけではできない。

 --かつてソニーは自社規格にこだわり、自社製品しか使えないネットワークを構築しようとしていた。今回は違うか。

 違う。たとえばスマートフォンでは、ソニーの「Xperia」だけでなく、「iPhone」も接続可能なものにする。それは大前提だ。

 (プレジデント編集部=構成 長倉克枝=取材協力)(PRESIDENT Online)

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