イオンは30日、今年初めて「ブラック・フライデー(黒字の金曜日)」にちなんだセールを実施し、11月25~27日の3日間の売り上げが昨年の同じ週の金曜日から日曜日よりも2割増えたと明らかにした。
総合スーパーのイオンリテールとショッピングセンターのイオンモールの集計では、それぞれ売り上げが2割増えた。リテールでは羽毛布団やコート、ダウンジャケットなど冬物が好調だった。モールでは来店客数も2割ほど増え、どの商品も堅調な売れ行きだったという。
イオンモールは「普段であればクリスマスを待っている何もない時期だが、セールとして存在感、インパクトがあった」と分析している。来年以降も続けるかは販売実績を検証して、検討する。
ブラック・フライデーは米国で11月下旬に行われている大規模セールで、日本でも実施の動きが出ている。