〈チェックポイント〉
アルフレックスは、低価格を武器に全国にガソリンスタンド網を構築し規模を拡大した。しかし、内実は厳しく整理回収機構との係争にも至っていた。海外への不正送金で役員も逮捕され、整理回収機構から破産を申し立てられた。負債の大半が遅延損害金という異例の事態だが、本来の経営姿勢はあったのか。
マガジントップは旅行とグルメ本の出版で一時は人気を博し、自社発刊雑誌のシリーズも拡大した。だが、近年は他社雑誌の制作請負中心に軸足を移し独自色が薄くなっていた。そうした中、実権を掌握していた社長の死去で行き詰まった。権限の委譲など経営体制の構築が遅れていた側面もあるのではないか。(東京商工リサーチ常務情報本部長 友田信男)