
会見する網川智取締役代表執行役社長=27日午後、東京都港区芝浦(菊本和人撮影)【拡大】
財務の基盤である株主資本は、不正会計問題が明らかになる前に1兆円以上あったが、今年9月末時点で3632億円まで落ち込んでいる。綱川社長は「資本政策を含めた対応を検討している」と述べ、東芝本体の財務基盤を強化するために資本の増強を検討する考えを明らかにした。
だが、東京証券取引所は東芝を管理体制に問題があることを投資家に知らせる「特設注意市場銘柄」に指定しており、増資は容易ではない。平田政善専務は取引銀行への支援の要請に言及した。
27日の東京市場で東芝株は急落し、終値は11・6%安の391円60銭だった。一時16%超下げ、東証1部上場銘柄の中で下落率が最大となる場面もあった。