
2016年10月に開かれたイノベーションリーダーズサミット。100社を超える大企業とベンチャーのマッチングの場が提供された=東京・虎ノ門ヒルズ【拡大】
他の大手企業の間でも、アクセラレータープログラムに取り組む動きが活発化している。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)はフィンテック(IT技術を使った新たな金融サービス)やその他の先端技術を活用し、革新的な金融サービスの創造に取り組む。ニコンも「その挑戦に投資します。」といったテーマで起業家を募集。2月のビジネスプランコンテストで参加チームを決定、7月の本番を目指す。
2016年はベンチャー市場が一気に盛り上がりを見せた格好だが、市場関係者からは「フィンテックバブル」との指摘も聞かれる。一定の水準に達していないベンチャーが顕在化した場合、大手企業の支援意欲が減退する恐れもあるというのだ。こうした事態に陥らずに市場は右肩上がりで成長できるか。17年はベンチャーの真価が問われる年でもある。