
ふくおかFGが東京に整備する拠点の完成イメージ図(ふくおかFG提供)【拡大】
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は25日までに、ベンチャー企業や起業を目指す個人向けの貸しオフィスを4月に東京都内で開設すると発表した。アイデアや技術を持ち寄って連携を深めてもらい、新サービスの創出を支援することが狙い。地銀がこうした施設を都内に設けるのは初めて。地域の企業の成長を促して地方創生に役立てるとともに、有望な融資先を発掘する。
名称は「ダイアゴナル ラン トウキョウ」で、東京に拠点を持たない地方企業が主な対象となる。柴戸隆成社長は会見で「全国の企業が意見交換しながら、新しいものをつくり上げる場にしたい」と抱負を述べた。
傘下の福岡銀行(福岡市)が持つJR東京駅近くのビルに150席を用意。利用者は、図書館のような開かれた空間で交流を図りながら仕事ができる。コンサルティング大手のアクセンチュアや地方自治体などと共同で連携を手助けするようなイベントも開催する。
2月中旬にインターネットの特設サイトを開き、利用者の事前募集を始める。利用料は今後決めるが、通常の貸しオフィスと同程度を想定している。