東電、黒字確保も29%減益 16年4~12月期 電気料金低下響く

2017.2.1 05:00

決算会見を行う東電HDの広瀬直己社長(右)=31日、東京都千代田区
決算会見を行う東電HDの広瀬直己社長(右)=31日、東京都千代田区【拡大】

 東京電力ホールディングス(HD)が31日発表した2016年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比13.8%減の3兆8776億円、経常利益は29.8%減の3061億円となり、減収減益だった。原油価格が低めに推移し、電気料金が下がったことが響いた。

 4~12月期の経常黒字は4年連続。原油や液化天然ガス(LNG)などの燃料費が63.4%減の7882億円にとどまったことが貢献し、黒字は維持した。

 広瀬直己社長が記者会見し、東日本大震災後に発行を中止している社債に関し、17年3月期中に発行する方向で「努力する」と強調した。

 17年3月期の連結業績予想は、売上高が5兆3440億円、経常利益が2910億円と予想。これまでは柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働が見通せないとして公表していなかったが、期末までの再稼働は不可能と判断した。

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