
インド南部バンガロールのトヨタ工業技術学校で指導を受ける生徒=1月10日(共同)【拡大】
卒業生でTKMに勤務するアナンド・クマールさんは「技術や英語も学べて、世界が変わった。両親に仕送りができることがうれしい」と笑みを見せる。同校では、体力づくりや生活管理、チームワークに関する指導も重視しており、元校長のゴーピナタ・ラオさんは「ものづくりには、技能だけではなく心身面も含めた人材育成が重要」と話す。
TKMでは、「ものづくり学校」がスタートしても当面は現在の設備を使い、従来のカリキュラムに沿った教育を行う予定だ。堀之内義広副社長は「これまでのやり方を踏まえながら、ものづくりの精神を示していきたい」と話している。
「ものづくり学校」の設立は、モディ首相が来日した昨年11月に日本、インド両政府が合意した。首脳会談後の記者会見で安倍晋三首相は「インドの製造業の底上げを図るため、官民が協力する」と述べた。(バンガロール 共同)