
トヨタ自動車「プリウス」の現行モデル【拡大】
トヨタ自動車は14日、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車(HV)の世界累計販売台数が1月末までに約1004万9千台となり、1千万台を突破したと発表した。平成9年12月に初代「プリウス」を発売して以来、約20年での大台達成となった。世界の自動車メーカーで、累計1千万台のHVを売ったのは初めてで、改めてHVに強いトヨタを印象づけた。
トヨタは9年8月にマイクロバス「コースター」にHVを設定し国内投入。同年12月に世界初の量産HV乗用車としてプリウスを発売した。以降HV搭載車種を順次拡大。現在はセダン「カムリ」や小型車「カローラ」などトータル30以上のモデルにHVシステムが採用され、世界90以上の国・地域で販売されている。
モーターを併用するHVは電気による走行も可能なため燃費に優れているのが特徴。トヨタの試算では、これまで販売されたHVによりガソリンエンジン車に比べガソリン消費量が約2900万キロリットル抑制されたという。初代プリウスの開発を担当した内山田竹志会長は累計1千万台突破を受けた声明で「HVは、今では『普通のクルマ』になるまで普及できた」と述べた。