東京電力ホールディングス(HD)子会社と中部電力が共同出資する火力発電事業会社「JERA(ジェラ)」は14日、インドの再生可能エネルギー最大手「リニューパワー」に出資することで合意したと発表した。3月中に第三者割当増資で全株の10%を取得する。取得額は2億ドル(約227億円)。今後も電力の需要増が見込める新興国での事業を拡大し、新たな収益の柱にしたい考えだ。
リニューパワーは、建設中も含めて太陽光と風力で計約330万キロワットの発電設備を持つ。インドは2022年までに太陽光と風力で計1億6000万キロワットの発電設備を導入する目標を掲げており、再生エネ市場の急激な拡大が期待される。JERAの担当者は「火力だけでなく再生エネにも積極的に参画し、当社の企業価値の向上を目指したい」と話した。JERAは1月にも、米国で火力発電事業に参画すると発表。海外での発電事業拡大を図ることで、国内需要の減少を補う狙いもある。