
次期社長予定の吉田淳一(現・取締役兼執行役常務)=16日午後、東京・丸の内(宮川浩和撮影)【拡大】
2020年の東京五輪・パラリンピックまであと3年あまり。世界各国の訪日外国人客を、社長として東京・丸の内で迎えることになった。「言語対応や案内表示の整備など、街がすべきことがまだまだある」と気を引き締める。
社長交代を告げられたのは年明け早々。「後任を任せたい」。社内序列で11人を飛ばす杉山博孝社長からの打診にとまどったが、家族とも相談し「快く受けるのが恩返し」と決断した。杉山社長は「大局的に見渡せて胆力もある」と抜擢(ばってき)理由を説明。直属の部下からは「慌てる姿をほとんど見ず、相談がしやすい」と信頼が寄せられる。
札幌支店に在籍時、入社6年目でマンション街区の基本設計を任された。雪深い冬でも楽しめる散策スペースを整備し、空いた場所に住戸を整備するという逆転の発想で評価を受けた。「夢を語り合いながら作ったことがいい思い出」と振り返り、「責任感を持ってやろうとする若手に任せる社長でありたい」とリーダー像を語る。
家族構成は妻と長男。趣味はスポーツ観戦で、映画「スターウォーズ」に登場する「R2-D2」グッズ集めを楽しむ。(佐久間修志)