佐々木支店長が入行した85年当時は、職場における男女平等に関する世論がようやく成熟した時期。佐々木支店長は翌年の男女雇用機会均等法施行を待たず、同行でもほとんど前例のない、女性のローン担当者としてキャリアをスタートさせた。その後も男性担当者たちと肩を並べて第一線の融資・営業担当者として活動。同期はもちろん、僚店・本部にも同じ立場の女性担当者が少ない中、職務遂行や業務スキルの習得には相当の苦労があったはずだが、佐々木支店長は「営業の仕事が好きなので、必要に迫られれば自然と努力できた」と笑顔で話す。
「私の入行当時はどうしても『金融機関で女性といえば内部事務・窓口担当』という時代の流れがあったと思います。そんな中で融資・営業といった業務をバランスよく担当させてもらえたのは、本当に貴重な経験だったと感じています。一般研修を終えてすぐにローン担当へ配属になったということもあり、新規開拓などで壁にぶつかったときもありましたが、当時の支店長をはじめ周りの皆さんの温かい支援のもと、日々業務を遂行することができました」と振り返る。
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