
28ギガヘルツ帯の電波を基地局間で切り替える実験に成功したKDDIの測定車両=22日、東京都千代田区【拡大】
一方、ドコモは15年から中国や韓国など海外の携帯事業者や基地局ベンダーらと5Gの標準化に向けた調整を進めており、各企業と提携したサービスの開発も先行している。今年5月から、仮想現実(VR)の観光案内など国内初の5G一般向け実証実験を東京・お台場と東京スカイツリー周辺で行う。東武鉄道と協力し、スカイツリーラインの一部区間列車内でVRでの観光案内映像などを体験できるという。
また、ディー・エヌ・エー(DeNA)が進める自動運転バスについては、遠くにいるオペレーターと無人車両を5Gで結ぶ遠隔管制に向けた実験も進めている。
ソフトバンクも毎月20ギガバイトの大容量通信サービスを提供するために「マッシブマイモ」と呼ばれる5Gの基盤技術をすでに実用化している。ただ、5Gの商用化時期は明言していない。(大坪玲央)