特許庁、海外とIoT技術データベース整備 国際進出支援へ19年にも稼働 (2/2ページ)

2017.2.24 06:19

 製造業、通信など業種別に分けて検索でき、海外での特許出願を目指す企業が、重複する技術が権利化されていないかどうかなどを調べられる。特許情報は日本や欧米などからリアルタイムで蓄積される。

 日本の特許庁は昨年11月、世界に先駆けて国内のIoT関連の特許情報を収集できるデータベースの運用を開始した。21日(現地時間)にジュネーブで始まった会合では、日米欧中韓の5大特許庁やWIPOの幹部が参加。日本のシステムのノウハウを生かしてデータベースを整備する方向で協議する。

 調査会社のIDCは、16年のIoTの世界市場規模は、7370億ドル(約83兆円)と推定。20年は1兆2900億ドルの市場に成長すると予測する。NECがニュージーランドでIoT技術を販売するなど日本企業のIoT関連の海外展開も増えてきている。

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【用語解説】IoT

 英語の「インターネット・オブ・シングス」の略で「モノのインターネット」と訳す。家電や自動車、設備などあらゆるものをインターネットに接続して情報をやり取りしたり、遠隔操作したりできる仕組み。ロボットや人工知能(AI)などと並び、産業の生産性を飛躍的に高める「第4次産業革命」の主役とされる。関連する機器の爆発的な増加が見込まれている。

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