
富士通の汐留本社に開設された社員用ワークスペース「F3rd(エフサード)」=28日、東京都港区【拡大】
富士通は28日、IT技術を活用し、自宅や貸しオフィスでも仕事ができる「テレワーク勤務制度」を国内の全社員約3万5000人を対象に4月21日から導入すると発表した。外出先から自身の職場に戻らなくても、社員が立ち寄って書類作成などの仕事ができるワークスペース「F3rd(エフサード)」も主要拠点に順次開設する。ムダな移動時間の削減など業務の効率化につなげる。
テレワーク勤務は、上司の許可があれば利用回数に制限はない。顧客企業に常駐するシステムエンジニアなどは適用に時間はかかるが、「8割ぐらいの職場に導入可能だ」(林博司執行役員人事本部長)としている。
併せて、現在は本社と新川崎テクノロジースクエア(川崎市幸区)の2カ所にある「エフサード」も全国で展開。3月に川崎工場(同市中原区)、5月に東海(名古屋市)、東北(仙台市)の両支社にも開設するなど、2017年度上期に7カ所に増やす。
また、不要な残業を減らすためのソフトウエアも4月から導入する。あらかじめ勤務時間を設定し、上司に残業申請をしない場合は終業時刻を過ぎると退社を促し、パソコンを使用できなくする仕組み。