【インターネットWatch】“本物”のマンガ普及 うれしい想定外 (2/3ページ)

2017.3.6 05:00

アニメイトバンコク店は、書籍やグッズの配置や宣伝材料の使い方などが日本の店舗同様になるよう、国内店と同じ什器(じゅうき)で棚作りを行っているのが特徴だ=2016年5月
アニメイトバンコク店は、書籍やグッズの配置や宣伝材料の使い方などが日本の店舗同様になるよう、国内店と同じ什器(じゅうき)で棚作りを行っているのが特徴だ=2016年5月【拡大】

 ジャンル別売り上げ構成比では、現地仕入れ分と日本からの輸入品を合わせたグッズ類が62%を占めた。次いでタイ語版書籍が16%、日本語版書籍が13%、オーディオビジュアル商品は9%。当初、海賊版が出回りやすいオーディオビジュアル商品の売り上げを懸念していたものの、予想より高い構成比となり、今後も売り上げを伸ばせる余地があると捉えることができたそうだ。単価の低い商品は日本と近しい形で売り上げ数が上がり、クリアファイルや缶バッジ、アクリルキーホルダーなどが売れているという。

 また、書籍に関しては16年は「君の名は。」の小説が1位、マンガ版が2位を獲得、各1000冊以上を売り上げた。日本でアニメ化されている「ワンパンマン」「ワンピース」といった定番作品もトップ10圏内に入り、ライトノベルも好調だそうだ。具体的な数値は出ていないが、タイ語版で展開した作品は人気が1段階上がることが分かったという。

 ◆海賊版反対運動も

 店舗では期間限定ストアやミニライブ、トークショーなど隔週でイベントを実施。フェイスブック上に7万5000人のフォロワーを擁し、イベント告知を行うと最低300人以上の参加者を獲得できた。タイでは講演会やイベントの記者会見を行う場所が少ないため、店舗前のイベントホールを活用し、マンガ/アニメの告知も積極的に行うそうだ。16年7月には新作発表会および海賊版反対イベント「ANiCO」を、タイのマンガ翻訳出版社11社で構成する海賊版対策連合「R2R:Read 2 Rights」と共催。海賊版による被害を訴え、日本のコンテンツの魅力のアピールも行ってきた。また、アニメイト会員カードの作成時には海賊版に反対する旨に合意する必要があるなど、普段から海賊版撲滅に向けた意識作りも行っている。バンコク店オープン当初も「日本の“本物”のマンガ/アニメ専門ショップ」といううたい方で告知した。

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