
売り上げが落ち込んでいる三越伊勢丹ホールディングスの旗艦店の一つ、銀座三越(右)=東京・銀座【拡大】
百貨店を取り巻く環境は、爆買いの終息や個人消費の低迷で厳しくなっている。2016年の百貨店売上高は6兆円を割り、ピーク時の6割まで減少している。三越伊勢丹も伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)や三越日本橋本店(同中央区)、銀座三越(同)など旗艦3店の売り上げが落ち込み、不採算の地方店の赤字を補えなくなっている。大西氏はリストラを示唆していたが、新体制でも不採算店舗の整理・縮小は行う方針だ。
大西氏の拡大路線を修正しながら、リストラも断行するため、業績の立て直しは時間を要する可能性も出ている。(黄金崎元)
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■大西体制における事業多角化
・セレクトストアや化粧品、食品などの小型店の拡大
・婚礼、飲食、マーケティング、スポーツ、食品宅配などの共同出資会社の設立
・フィンテックベンチャー企業や高級中古ブランド品を扱うネット会社に出資
・エステサロン会社や高齢者向け旅行会社などの買収
・三越銀座店に空港型免税店をオープン
・中国向けネット通販への参入