全国地方銀行協会の中西勝則会長(静岡銀行頭取)は15日の定例会見で、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)の経営統合交渉に関し「実現すれば、歓迎したい」と述べた。「地域の貸出金シェアが大きくなっても統合が認められることになり、他地域で再編の選択肢が広がる」と理由を説明した。FFGと十八銀は、公正取引委員会の審査が長引き、4月の統合予定を半年延期した。長崎県内での貸出金シェアが7割近くに高まることが問題視されており、金融庁は8日、地元企業向けに異例の説明会を開いた。中西氏は交渉の推移について「公取委の決定に委ねたい」とした上で、統合実現に期待感を示した。